こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。
流行が少し落ち着いた感じがありますが、まだまだインフルエンザにかかる季節です。インフルエンザにはA型とB型の2つを聞きますが、この違いはなんでしょうか?
○インフルエンザA型とB型の違い
インフルエンザA型とB型の違いを一言で表すなら「病原性の強さ」です。症状が比較的重く、大流行を起こすのがA型で、B型も流行はしますが症状は軽いことが多いです。この病原性の違いはウイルスを形作るタンパク質によるものです。
○インフルエンザウイルスの構造
インフルエンザウイルスは、脂質でできている球形の膜に糖タンパク(ヘマグルチニン、ノイラミニダーゼ)が刺さっており、内側にウイルスを複製するための遺伝子情報が書き込まれているRNAがぐるぐる巻きで収納されています。この糖タンパクは毎年のようにマイナーチェンジ(変異)をしているため、人間の免疫システムで発見しにくいために、冬になると毎年のように流行を起こしてしまうのです。
○A型とB型の変異の違い
A型は特に変異を起こしやすく、ときに死者を大量に出すような歴史的な大流行をすることがあります。非常にさまざまな種類がいますので、発見された地名や年などを付けて区別して呼んでいます。「香港型」「スペイン型」「ソ連型」という名前はここから来ています。
B型も変異を起こし、山形系統やビクトリア系統と呼ばれますが、A型よりバリエーションが少ないです。これなら人間の免疫システムも見つけやすいので、A型ほど爆発的に流行することはありませんし、症状も軽めで済むというわけです。
もともと健康な成人がインフルエンザで合併症まで起こすのはまれで、多くは1週間ほど安静にしていれば自然に治るものです。ただし、高齢者や妊婦、乳幼児、2歳未満の子供、持病をお持ちの人、免疫を抑制するような治療をしている人は要注意です。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。