院長の気ままブログ

2019.01.25更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!

コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

 

足先の冷えで目が冷めてしまったり、毎年早くから出来るしもやけに悩まされたりする足先の冷え性。足先の冷え性には理由があるんです。

 

○なぜ足先が冷えやすいのか?

 私たちの体は血液をつかって体温を調節するようにできており、体の部位によって温度が違うことは自然なことです。

 ・生きるために必要な「内臓」が優先的に温められるから

  体温を調節している血管の99%は「毛細血管」という細い血管でできています。その細さはなんと、髪の毛の14分の1ほどなんです。体中に血液を送り届けるために張り巡らされた血管をすべてつなぎ合わせると、地球の「約2周半」もの長さになります。ですので、心臓から一番遠い「足先」まで血液を送り届けるのは、とても大変なことなんです。加えて、上半身には「心臓」やその他の「内臓」など大切な臓器が集まっており、命に関わる内臓周辺から優先的に温めるようにできています。私たちの体は内臓や体の中心部が冷えていると、そこを守るために血液を集めるように働きますから、手足などの末端は後回しになりやすいのです。

 ・足の筋肉の動きが悪くなっているから

  足先まで血液を送り届けるのは大変労力がかかることです。ですから、本来は「第2の心臓」としてふくらはぎが心臓から足に流れてきた血液を押し戻す役割を担っています。ふくらはぎは単体で動くのではなく、足裏ともつながって動きを作っています。最近ではヒール・革靴などの常用で、足を柔軟に使いつづけることが難しくなっています。細かく動かすことをしなくなるので足先の筋肉は凝り固まっていきます。その中を通る血管は圧迫され、血の巡りが悪くなっていきます。

  また、思っている以上に歩く機会が少なくなっています。足の筋肉は萎縮してしまい、自ら熱を生み出すことができません。ただでさて、血の通いにくい足先。凝り固まった状態が続けば、自らの力で足先を温める機能は衰退していきます。

 

○改善策は?

 ・温めすぎを思い切ってやめてみる

  外側から温めてばかりいると、反対に足が冷えてしまうことがあります。人間には、急激な変化にも体がついていけるように、体が現在の状態を維持しようとする働きがあります。冷えた体が外側から急激に温められると、体は元の状態に戻ろうとして、元の温度より下がってしまう可能性が大きくなるのです。

 ・食べ過ぎをやめる

  つねにお腹の中に食べ物がある状態だと、余計に体は冷えやすくなる場合があります。食べ過ぎると胃腸に血液が集まり、産熱量の多い骨格筋、脳、心臓の筋肉をはじめ、胃腸以外の器官や細胞への血液供給量が低下するため、かえって耐熱が低下するのです。

 ・足の筋肉を柔らかくして血の巡りを良くする

  足先の冷えがキツいと感じたときは、靴下を重ねたり外から温める代わりに、足首を回したり、ストレッチをしたりできるだけこまめに動いて「筋肉を動かす」ことを心がけてみてください。筋肉を動かすことで身体の中から熱が生まれます。

 

あなたの体は自分自身を温める力をしっかりと持っています。やみくもに外から温め続けるのではなく、自分の体が今どんな状態にあるのかを知ることで足先の冷え性改善につながっていくはずです。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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