院長の気ままブログ

2018.07.18更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!

コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

 

関節の痛みの1つに関節炎があります。関節炎には、細菌性関節炎、結核性関節炎、慢性関節リウマチ、痛風、偽痛風、乾癬性関節炎、変形性関節炎など様々な種類があります。

 

○関節炎とは?

 外傷以外が原因で、関節の炎症をきたす病気すべての総称です。さまざまな病気が含まれるため病態も各疾患ごとに異なります。

 

○関節炎の症状

 疼痛、関節の腫脹、浮腫、関節水腫などが関節炎の局所症状です。関節炎の影響が全身に波及した場合、発熱、体重減少などの症状が発生します。

 

○関節炎の原因

 ・細菌性関節炎

  細菌感染が原因となり、関節内に白血球、浸出液が増加し、関節の腫脹、発赤、疼痛が生じます。起因菌として黄色ブドウ球菌が多いです。

 ・結核性関節炎

  肺結核の減少に伴い頻度としては珍しい関節炎。全身症状として発熱、倦怠感などがみられます。

 ・関節リウマチ

  3ヵ所以上の関節炎がある場合、関節リウマチの可能性が高いです。診断に使用されるアメリカリウマチ学会の診断基準ですが、7項目中4項目以上を満たす場合、関節リウマチと診断します。

  1.朝のこわばりが1時間以上持続する。この状態が6週間以上継続している

  2.3関節以上の関節炎が6週間以上継続している

  3.手の関節炎が6週間以上継続している

  4.対称性の関節炎が6週間以上継続している

  5.リウマトイド結節(骨が突出している部位の皮下結節)

  6.血清リウマトイド因子が陽性

  7.X線像の変化

 ・痛風

  痛風は血液の尿酸が増加する高尿酸血症が原因となり、尿酸ナトリウム結晶が血管周辺の組織に沈着し、急性関節炎、痛風結節、尿路結石、腎障害、狭心症などの多臓器障害をきたす代謝疾患です。関節炎の症状ですが、急速に発症する関節炎で、足の関節が多いです。疼痛、腫脹、皮膚の発赤などが認められ、歩行困難となります。通常一つの関節炎として発症します。

 ・偽痛風

  ピロリン酸カルシウム結晶の沈着で発症する関節炎で、痛風と似た関節炎を発生します。膝関節が最も頻度が高く、足関節など比較的大きな関節に発生します。関節液に混濁があり、化膿性関節炎と誤診される可能性があります。

 ・乾癬性関節炎

  皮膚疾患である乾癬に合併する関節炎です。皮膚、爪に乾癬を認め、手、足の関節、脊椎、仙腸関節などの関節に炎症が生じます。

 ・変形性関節炎

  加齢に伴い関節軟骨が変性、破壊し、それに伴い関節周囲の骨増殖、滑膜炎が発生し、炎症が生じます。成人の股関節、膝関節、手関節、脊椎などによくみられます。慢性的に時間をかけて発症し、急性の関節炎と違い、X線で異常が認められます。

 

関節が痛いのは変形性関節症とは限りません。湿布を貼って我慢しているのは良くないですよ。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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