院長の気ままブログ

2017.11.28更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

「便秘予防にいい」といわれる食物繊維ですが、実は、便秘予防にいいだけではありません。あなたは食物繊維のこと知っていますか?また、きちんと摂れていますか?

○食物繊維とは?
 食物繊維は「人の消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体」と定義されて、その総称です。

○どれくらい必要?
 1日あたりの目安量は、30~49歳では男性26g、女性20g、50~69歳では男性24g、女性19gとなっています。エネルギー摂取量とあわせて考え、おおよそ1000kcalに対して10gの食物繊維を取ることが望ましいとされています。しかし、近年、日本人の食物繊維摂取量は減ってきています。1947年に比べ、2008年は約半分にまで食物繊維摂取量が減っています。

○食物繊維のメリット
 ・食物繊維といえば、ダイエットや便秘解消!
  水溶性食物繊維は水に溶ける食物繊維、不溶性食物繊維は水に溶けない食物繊維です。水溶性食物繊維は、水に溶けるからといって体内に吸収されることなく、粘度の高い半固形状(ゲル状)になってゆっくりと腸内を移動します。一緒に摂取した食品の移動も緩やかになって小腸での栄養吸収を和らげ、糖の吸収速度が遅くなるので、血糖値の急な上昇を抑えます。また、腸内細菌のエサとなって善玉菌を増やすので、腸内環境を整え、良好に保つことができます。
  不溶性食物繊維は、水に溶けることなくそのまま腸まで達します。その間に、胃や腸内といった消化器官でたくさんの水分を吸収して最初の大きさの何倍〜何十倍にも膨れ上がるので、便のかさが増します。それにより腸を刺激し、腸の蠕動運動が活発にさせることで便通をサポートします。
 ・善玉菌を増やしてくれる
  腸内細菌のエサになり善玉菌を増やしてくれる働きが有ります。
 ・糖尿病や動脈硬化、高血圧予防
  食物繊維にはそれぞれメリットがあり、糖尿病や動脈硬化、高血圧の予防にも繋がります。欧米において一日あたり24g以上の摂取で、心筋梗塞のリスク低下が観察されるとの研究報告もあります。また体内でコレステロールから作られる胆汁酸の体外(便中)への排泄を促進し、血中コレステロール値を下げます。糖の吸収速度が遅くなることで、血糖値の急上昇を抑制する働きにより糖尿病の予防にも効果を発揮します
 
食物繊維の効果を生かすには、充分な水分が必要です。水分をたっぷり含んだ食事を摂るようにしましょう。ミネラルを多く含んだ食材も一緒に摂るようにしましょう。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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