院長の気ままブログ

2017.08.02更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

カフェイン中毒の注意喚起がされるようになりましたが、やはり眠気覚ましの心強い味方ですよね。そんなカフェインはいつ摂るのがベストなのでしょうか?

○カフェインの効果
 脳の中で働く睡眠物質のひとつに「アデノシン」があります。アデノシンは、「GABA作動性神経」を通じ、脳の活動を抑えたり、視床下部にあるノンレム睡眠の中枢に働いて脳全体を眠らせたりする働きがあります。このため、アデノシンが脳に溜まってくると眠気が強くなってくるのです。カフェインは、アデノシンが細胞に作用することを邪魔して眠気を減らします。また、脳の「報酬系」という部分を刺激するので、起きているのが楽しく何となくハイな気分にして覚醒度を上げてくれます。

○カフェインの即効性・効果の持続時間
 カフェインを飲むと、一部は胃から、残りの大部分は小腸から吸収されます。吸収の速度は比較的早く、口から入った45分後には99%が吸収されています。カフェインを摂ってから血液中の濃度が最大になるまでの時間は、条件によってばらつきがあり15分~120分かかります。血液中のカフェインの濃度が最高値の半分までに減る時間(半減期)は、健康な人の場合2時間半~4時間半。年齢や肝機能で変化するので、若い人で1~2時間、高齢者で4~5時間がカフェイン効果の目安です。

○上手なカフェインの摂り方
 朝目覚めたときにコーヒーやお茶を飲むことは、新しい1日をすっきりした気分で始めるために理にかなっています。昼寝の後の睡眠慣性(まだ眠っていたいと思う気持ち)を早くなくすためには、カフェインを摂るタイミングが大切です。夜の睡眠に悪影響を及ぼさないために、昼寝は30分以内が勧められています。一方、カフェインを摂ってから覚醒効果を発揮するまで、30分のタイムラグがあります。ですから、昼寝を30分で切り上げて、しかもスッキリと目覚めるためには、昼寝の前にカフェインを摂るのがベストです。

毎日5~10杯以上のコーヒーを飲み続けると「カフェイン中毒」になることがあるので注意して下さい。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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