院長の気ままブログ

2017.07.10更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

日本では、30歳台以上の男性3人に1人が肥満だと言われています。肥満は生活習慣病につながると見られていますが、肥満と肥満症は意味が異なるんです。

○肥満とは?
 脂肪組織に多くの中性脂肪が溜まって、体重が増加した状態が肥満です。肥満は単なる身体現象であり病気とは言えません。見た目は肥満でも、血圧や血糖値などになんら問題のない人もまれにいます。
 BMIは、体重(kg)を身長(m)で2回割った数値です。BMIが18.5未満は低体重で、正常体重は18.5と24.9の間、22にあたる体重が標準体重とされ、肥満は25以上です。

○肥満症とは? 
 肥満症とは一言で言えば「病的な肥満」です。肥満に加えて、肥満によって悪影響がおきている糖尿病(糖尿病予備群を含む)、高脂血症、高血圧や高尿酸血症(痛風)、脂肪肝、関節症などの病気である、また肥満のタイプが内臓脂肪型肥満である場合には、肥満症と判断されます。医学的な病気として捉えられ、治療や減量が必要です。肥満の人の多くは、肥満症という病気である可能性が高いといえるです。
 判断基準はBMI25以上、肥満に合併しやすい病気が合併しているかどうか、内臓肥満(腹部CTで内臓脂肪面積100平方cm以上)が確認できるかとなっています。

○肥満症とメタボリックシンドロームの違い
 メタボリックシンドロームでは、血糖値や血圧値、コレステロール値、中性脂肪がチェックされ、また肥満症の診断と同様に腹囲径が重要な判定基準(男性では85cm以上、女性では90cm以上)となっています。これはメタボリックシンドロームによる動脈硬化の進行を抑えるため、内臓脂肪型肥満に焦点をあてているからです。
 一方肥満症は、肥満に伴って生じる病気の治療の対象になり、内臓脂肪の蓄積によって起こる糖尿病や高脂血症、高血圧、動脈硬化による心臓病・脳卒中、高尿酸血症、脂肪肝、女性の月経異常に加えて、皮下脂肪の蓄積で起こる関節症、腰痛症などの整形外科的疾患と、睡眠時無呼吸症候群にも大きな影響を及ぼしています。

肥満の場合は、食べ過ぎや運動不足などが原因でおこり、肥満になりやすい生活習慣を見直すことで予防できると考えられます。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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