院長の気ままブログ

2017.02.27更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

塩分の過剰摂取による影響で気をつけたいのが高血圧です。塩分を摂取し過ぎるとなぜ血圧が上がってしまうのでしょうか。また、塩分の多い朝食を摂ると高血圧になりやすいんです。

○塩分に影響を受けるタイプと受けないタイプがある
 塩分を摂取したからといって、必ずしも血圧が上がるわけではありません。高血圧には、塩分の影響を受けやすい食塩感受性高血圧と、そうでない食塩非感受性高血圧があります。食塩感受性高血圧の人は、塩分をひかえると血圧が改善されやすいという特徴があります。

○塩分で血圧が上がるメカニズム
 人間の体には、血液中の塩分濃度が一定に保たれるように調整する機能があります。通常であれば、塩分濃度が低下するとナトリウムは腎臓で再吸収され、濃度が高くなると腎臓から排出されるようになっています。食塩感受性高血圧の人は腎臓のナトリウム排出機能に障害が生じやすく、塩分を多く摂取すると腎臓の交感神経の活動が促進され、それにともなって塩分の排出が抑制されてしまいます。そのため、血液中の塩分濃度が上昇します。塩分の主成分であるナトリウムは、水分と結びつきやすい性質があります。血液中の塩分濃度が上昇すると、血管の中に水分がひきこまれ、ナトリウムと結びつくことで血液の量が増えて、血管の壁を強く押すほど勢いよく流れるようになります。このようにして、塩分の摂取により血圧は上昇します。

○塩分摂取の時間も血圧に影響する
 栄養学によると、朝8時ごろの食事の塩分量が、1日の血圧の上昇に大きく関係することがわかっています。血圧は朝の8時くらいから徐々に上がり始め、午後2時くらいにもっとも高くなります。

○食塩感受性高血圧の疑いがある人とは
 食塩感受性高血圧は明確に定義されていませんが、肥満ぎみ、中高年、腎障害がある、塩分の多い外食が続くと血圧が上がりやすい、親が食塩感受性の可能性がある方は食塩感受性高血圧になる可能性が高く、減塩すると血圧が改善する人は、食塩感受性高血圧と考えてよいでしょう。

塩分の過剰摂取は高血圧だけでなく、さまざまな健康被害を引き起こす可能性があります。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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