症状ブログ

2016.04.09更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

疲労骨折はスポーツ選手に発生するめずらしい骨折のタイプです。スポーツの種類によっていろいろな部位に発生します。初期のレントゲン検査では診断が難しい場合がありますが、早期診断で早期復帰が可能な疾患です。

○疲労骨折って?
 骨折の原因による分類の一つです。骨折の分類は次のように分かれます。
・外傷性骨折
 正常な骨に外力が加わり骨折が生じるもの。
・病的骨折
 局所的な骨の強度低下のため軽度の外力で生じる骨折。骨腫瘍などが原因になる疾患です。
・疲労骨折
 正常な骨に通常は骨折を起こさない程度の負荷が繰り返し加わった場合に生じる骨折。スポーツの負荷が繰り返し同一の骨にかかる競技に多く見られます。
・脆弱性骨折
 もともと強度が低下している骨に、日常生活程度の負荷で発生する骨折。強度低下の原因として骨粗しょう症、骨軟化症、長期透析、糖尿病、慢性関節リウマチなどがあり、脊椎椎体、骨盤、大腿骨頚部によくみられます。
通常、骨折の大半は外傷性か脆弱性骨折で、疲労骨折の頻度は高くなく、スポーツをしている方にみられる珍しい骨折です。

○疲労骨折の原因と発生部位
 ほとんどスポーツが原因で、あらゆるスポーツで起こる可能性があります。骨折の発生部位は特定の競技によって異なる部位で発生します。
・脛骨...短距離走、バスケットボール、バレーボール
・中足骨...長距離走、サッカー
・有鉤骨(手根骨の一つ)...野球
・中手骨...テニス
・肋骨...ゴルフ、野球
・上腕骨...野球(ピッチャー)
・腰椎...サッカー


○疲労骨折の症状は?
 骨折部位の腫脹、疼痛がみられます。また隆起などがみられることもあります。
 運動の始まりに痛みが強くでて、途中は痛みが軽くなり、運動終了時から終了後にかけて痛みが強くなります。運動を休んでいる間は痛みはほとんど出現しないという特徴があります。

疲労骨折の場合すぐにそのスポーツの練習を中止することが大事になります。運動中異常を感じたら早い受診をして下さい。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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