症状ブログ

2015.09.29更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

肩や首の張り感と共に、腕や手にしびれを感じることはありませんか?姿勢の変化に伴い、肘や手首に負担をかけてしまい、しびれの原因になっているかもしません。頚椎疾患以外でも腕や手にしびれや痛みが出ることもあります。肩こりの自覚症状があってもなくても感じるケースもあるんです。今回はその中でも『肘部管症候群』についてまとめてみました。

○肘部管症候群って?
 肘の内側に、指先へつながる神経が通る肘部管というトンネルがあり、尺骨神経とう神経が通ります。構造的にも繰り返しの動作などのストレスに弱い部分で、何らかの原因でトンネル部分で尺骨神経が圧迫、牽引されると手に症状があらわれます。肘関節を酷使したり、負担のかかるようなことが原因の場合、肩こりを伴うことがあります。

○肘部管症候群の原因は?
 肘関節を酷使したり、負担のかかるようなことが原因になることが多いです。その他以下のものがあります。
・神経を固定している靭帯やガングリオンなどの腫瘤による圧迫
・加齢に伴う肘の変形
・子供の時の骨折による肘の変形
・野球や柔道などのスポーツ


○症状は?
 麻痺の進行具合により違いますが、初期では小指と環指の一部にしびれ感が出ます。進行すると、手の筋肉の痩せが小指球や母指と示指の間にみられます。また、小指と環指の変形(かぎ爪指変形)も起こります。その他に肘の痛み、握力低下もみられます。

○診断方法
 肘の内側を軽く叩くと小指と環指の一部にしびれ感が出ます。肘の変形が見られる場合は、レントゲン検査で肘の外反変形や関節の隙間の確認をします。

治療はまず保存療法で行うことが多いですが、麻痺が進行している場合は、圧迫の原因になる靭帯やガングリオンの切離・切除、骨を削る、神経の前方移動などの手術をします。症状が見られる方は早めの受診が望ましいです。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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