院長の気ままブログ

2015.08.29更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

健康診断で血糖値が高めです...って言われるのは怖いですよね。高血糖とは、その名の通り血管の中に過剰な糖がある状態です。そのまま放置すると、様々な体の不具合をもたらします。今回は高血糖が悪い理由を簡単にまとめました。

○高血糖(血糖値が高い)とはどんな状態?
 高血糖とは、字のごとく血管の中に過剰な糖がある状態です。糖はヒトの活動エネルギーになりますが、血中に浮いている状態では使えないのです。体内で作られるインスリンというホルモンの働きによって、血中から細胞に入りエネルギーになります。
 しかし、十分なインスリンが作られなかったり、インスリンが十分にあっても細胞に上手く取り込まない(インスリン抵抗性)場合は、血中の糖が高くなります。インスリン抵抗性がある人の血中には過剰な糖とインスリンがみられ、このような状態が続くと糖尿病の引き金になるのと同時に体に不具合が出てきます。

○高血糖による不具合
・糖尿病につながる
 高血糖の状態が続くと糖尿病へとつながります。この状態をプレ糖尿病や糖尿病予備軍とも言います。予備軍だから大丈夫だと思う方もいますが、何もしなければ糖尿病になる段階なんです。しかし、この段階では高血糖を改善することで、糖尿病を予防することも可能だということです。糖尿病は1度なると治りません。この状況は病気阻止の最後のチャンスです。
・血圧が上がる
 血中に多くのインスリンがあると、ナトリウムと腎臓の働きなどに影響し、血管に水分がたまりやすくなり血圧があがります。また交感神経を緊張させ血圧を上げるともいわれています。
・体重がふえやすくなる
 血中の糖とインスリンの量は食欲にも関係があります。正常な状態では血糖値が低いのは空腹時、食後は血糖値が上がり、インスリンによって正常レベルの血糖値に戻ります。しかし、血糖値が高い状態が続いたり、インスリンが上手く作用しなくなることで、空腹・満腹のシグナルが働かなくなります。
 こうなると、食事をしたのに空腹を感じる、しっかり食べたのにエネルギー不足を感じる、炭水化物が多いものが食べたくなったりします。おやつや炭水化物が多いものを食べることで、体重増加 → インスリン抵抗性 → 高血糖値 → 更に食べるという悪循環に陥ることもあります。
・血液がドロドロに
 高血糖=代謝異常です。高血糖の人では脂質異常が多く見られます。余分な血糖は血管が炎症を起こす原因となり動脈硬化も進んでしまいます。

○高血糖を改善するにはズバリこれ!
・運動する
 体重管理にも役立ち、インスリン抵抗性や血糖値を改善します。
・バランスの良い食事
1.炭水化物に注意
 白米や白パンを食べた後には血糖値が急速に高く上昇します。
2.色々な種類の野菜や果物をたくさん摂る
 豊富に含まれる食物繊維は血糖値が急激に上昇するのを防ぎます。また、満腹感・満足感が持続しやすく、カロリーコントロールにも役立ちます。
3.炭酸飲料や清涼飲料水・ジュースなどの代わりに水やお茶を飲む
 血糖値、中性脂肪、カロリーコントロールに役立ちます。低血糖の治療にジュースが使われるほど血糖値を上げる効果があり、高血糖の方は避けたいものです。
4.菓子類を食べ過ぎない
 血糖値、中性脂肪、カロリーコントロールに役立ちます。
5.揚げ物、こってりしたものを控える
 油の多い食事をすると、血糖値が上がった状態が長く続きやすくなります。

高血糖は放置しておくと、糖尿病やその他の病気につながる状態です。病気予防のために、運動と食生活を改善しましょう。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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