院長の気ままブログ

2015.06.25更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

熱中症の予防には水分補給です。水分補給の時には同時に塩分も摂りましょう!とよく聞きますよね?なぜか知っていますか?水分だけを大量に摂取してしまうと『水中毒』になるおそれがあるからなんです。

○熱中症でおこりえる水中毒
 水中毒とは聞きなれないと思いますが、通常の生活では水中毒になることはあまりありません。むしろ日本人は塩分を摂り過ぎているくらいです。水中毒になる場合は、大量に発汗したり、大量の嘔吐・下痢をした時などに水分を補うために大量の水を摂取した際起こることがあります。水分だけを急に摂取すると、体内の電解質のバランスが崩れてしまうことで起こります。体液には塩分が含まれており、体液を失うだけでも塩分をうしないます。水分だけでは体内の塩分をより薄くしてしまうのです。

○体内のナトリウム濃度が低下すると水中毒に
 血中には一定濃度のナトリウムが必要とされています。通常は腎臓から出すナトリウムの量を調整することにより、体内のナトリウム濃度を維持していますが、急な変化には対応が出来ないので、ナトリウム濃度が大きく変化するとさまざまな問題が生じます。ナトリウム濃度が低下すると水中毒(低ナトリウム血症)となり、危険な状態になります。

○水中毒(低ナトリウム血症)の症状
 1日に1.5~2ℓを摂るくらいでは問題ありません。しかし、ナトリウムを含まない水分摂取を過剰に行うと、体内のナトリウム濃度下がり、水中毒(低ナトリウム血症)を起こす可能性があります。低ナトリウム血症は軽い疲労感から始まり、頭痛、嘔吐、精神症状をきたし、酷い場合はけいれん・昏睡を経て死に至ることもあります。

水分補給時は塩分を同時に摂るようにするのですが、効率よく吸収させるには糖分も必要です。腸で吸収される際ナトリウムとともにブドウ糖があると効率よく吸収できるんです。また、経口補水液が適しているのですが、家庭でも作ることができ、1ℓの水に小さじ(5㏄)すり切り6~8杯の砂糖と1/2杯(2~3ℊ)の塩を混ぜるだけです。オレンジジュース100㏄を混ぜるとカリウムも補充でき、美味しく飲めますよ!スポーツドリンクは糖分が多いので注意して下さい。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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