院長の気ままブログ

2014.12.22更新

慢性的なストレスは心へのダメージだけでなく、免疫系にダメージを与え、カゼをひきやすくなるって知っていましたか?
ストレスがかかってくるとストレスホルモンが分泌され、慢性化してくると免疫系に影響が出てきます。体と心は表裏一体で、体の調子が上がらない時は気分も冴えず、気分がマイナスだと生活習慣が乱れ体調を崩すことがありますよね?
寒い時期カゼが流行りやすいのは、気温や空気の乾燥など自然条件もありますが、この時期の普段以上のストレスが関係していると言われています。

のどが痛くなったり咳が出たりカゼの症状は、ウイルスが体内に侵入・繁殖し、生理機能にダメージを与えてしまった結果です。本来このダメージは一時的で、最終的には免疫系がウイルスを排除するのです。免疫系の働きが完全ならウイルスが侵入しても症状が出る前に速やかに体外へ排除してくれますが、本調子ではない時は、排出できず症状が出てしまいます。

ストレスホルモンとはアドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールといった物質ですが、このコルチゾールが免疫系を調節する役割をしています。コルチゾールは副腎から分泌されるのですが、ストレスが慢性化すれば分泌も慢性的になり、免疫系は常にコルチゾールの刺激にさらされることになります。その結果、免疫系はコルチゾールに反応しなくなり、抑制されるべき免疫系の機能(サイトカインなど)が介する炎症反応の咳やのどの痛みのコントロールしにくくなり、カゼの症状が出やすくなります。

現代はストレス社会で、ストレスを感じるたびにストレスホルモンが分泌されてるので、ストレス対策はカゼの予防にも重要です。ストレスが強い時こそ免疫力が低下し、カゼをひきやすくなっていることを認識し、十分な睡眠・栄養バランスのとれた食事・適度な運動などストレス対策をして予防しましょう。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

entryの検索

月別ブログ記事一覧

カテゴリ

スポーツをするすべての人を支えたい

日常生活でケガをした方はもちろん、肩こりや腰痛など

日ごろから身体の不調を感じている方も、お気軽にご相談ください

  • tel_048-669-7007.png
staff staff blog